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2006年5月21日 (日曜日)

かもめ食堂

「かもめ食堂」巣に帰る…ロケ地・フィンランドで9月公開決定!

にわかに盛り上がってきた「かもめ食堂」、私は名古屋の封切り日(4/1)に見て感想は、いつまでも見ていたい何と言うか変な表現だが、この食堂のシチュエーションを何時間でもずーっと見ていたい、そんなまったりでいて、そこは外国だからそれなりの刺激があって、箱庭を覗く気分かも。

あまり映画を見ないくさなぎ的には、見終わってイスでお尻が痛くなかった初めての映画。

ボーッと見られるのですコレ、オールフィンランドロケでスタッフに現地の方を選んだ結果、物語内の時間がゆっくり流れ(間延びでなく)まるで深い森で深呼吸をするような空気感。

最近の映画(特に洋画)は何やら話が難し過ぎたり、急展開で客の心理を引き付けようとするフシがあり、個人的には後半置いてけぼりが多いので、コレは久しぶりに満足の行く作品(食堂が舞台だし)。

食堂で日々おこるちいさな出来事が、そこはかとなくクスッとおかしくて、主演3人が次々と出てくる度にコロコロと軽く展開それでいてほっとけない、まるでアリの巣観察的な魅力もあります。

あらすじは公式HPで見ていただくことにして、主演は小林聡美:片桐はいり:もたいまさこ、何だやっぱり猫が好きの室井滋が片桐はいりに代わっただけやんと思った方、私と同じです。

そういうテイストで舞台はフィンランドと言う異国の地モノかと思ったのですが違いました。

「フィンランドでおにぎりメインの食堂」たったそれだけ設定なのに2時間弱がとても短く感じられ、太陽が沈まない季節(白夜)とムーミンの国を知る観光気分、映画館で映画見るぞ的な構えが見終わるとフニャーと心地よく脱力そしてフツフツと思い出し笑いしてしまうことでしょう。

残念ながら大手の映画みたいにやたら宣伝打ってないので、上映が少ないのですが上記ニュースにあるように地道にヒットして拡大上映されるそうで、もしお近くにきたら見てみて。

食堂が舞台なので料理が美味しそうなのも見どころ、しょうが焼きと塩シャケがあんなに旨く見えたのは初めてだ。

ネタバレしない程度に好きなシーンをあげると、ガッチャマンが分かったシーンと、もたいさんが港で何度か携帯かけるシーンがあるのだけど「その背景のおじさん」に注目。

フィンランドでおにぎりの理由も変に納得してしまって思い出し笑いだ。

あとあとパンフレットが秀逸、旅行かばんの型抜きしたヤツで内容もまるでフィンランド観光ガイドと映画情報と現地写真が合体した、映画を見てから読んでも発見のある読めるパンフ700円です。

Photo

ベタですが港のおじさんが抱いたネコの写真が好き、オレは外国生まれだぜみたいな雰囲気がヨイ

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