WBC判定変えについて
野球においてメジャーはもう格上の存在では無くなった…接戦だったことから
また彼等はもう憧れの選手でもなくなった…あやしい判定から
そしてアメリカ人も結構セコイ人間だった…ルールを曲げる欧州人と同じだな
ことはWBC(ワールドベースボールクラシック)日本vsアメリカで、8回表犠牲フライで4対3と勝ち越し、本塁でセーフの判定が出たにも関わらず、アメリカの抗議でそれがコロっと帰ってアウトになった問題。
確かメジャーは審判の権限が絶対で、抗議自体ほとんどないし、やっても即退場がオチなのだ。
日本のようにボールやストライクでいちいち文句たれたり、変なタイムで時間稼ぎも少なく試合時間も短いことで観客によりボールゲームを楽しんでもらおうと言う狙いもある。
だが今日のそれ(抗議からの判定変え)は、一番近くで見ていた審判より遠くのベンチから見ていたアメリカの監督の方が、正しいとしてしまったから大変だ。
もしかするといい位置で撮影された映像が残っていて実際アウトだったとしても、審判のセーフは絶対でそれがあるから試合が成立し進行するのであって、いくら裁判が陪審員制度で明かなクロがシロになる国だからってやっちゃいけないことがある。
が、冷静に考えるとアメリカも必死だよな…とも考えらえる。正直ベストメンバーではないとは言えアメリカがこの4チーム(日本、韓国、メキシコ)では抜けてると自覚してただろうし、日本は投手は野茂などの活躍で認められてても、総合力ではまだまだと感じていたかもしれない、だが現実は1点差ゲームだった。
それ故あのアメリカチームさまが恥を忍んで、ワラワラ抗議してしまったのだと。
そういう点から見ても日本チームは、守備打撃走塁どれにおいてもメジャーに追い付いているのかもしれない、でも追いかける目標だからこそアレはやめて欲しかった、あれくらい余裕でくれてやるスタンスでその裏本気だしたらガツンと3点くらいとられれば諦めがつくものを、「たった1試合たった1イニングたった1度のあの抗議」だけでメジャーの底が見えてしまった気がする。
欧州もアメリカももうスポーツにおいて憧れでも雲の上でもないのだ、彼等もやはりただの人間で、ちょっと点と取り方ちょっとルールの曲げ方が歴史上詳しいだけなのだガッカリだ。
でも彼等がかたくなに守ろうとする西洋至上主義と東洋軽視はいずれ崩壊するであろう、中国があと50年もすればその人口の膨大さと、良い意味での社会制度のおかげで良質な選手が全てのスポーツを席巻するであろうし、日本や韓国だってだまっちゃいない。
アメリカと言う国自体がもう昔のように世界の超大国では無くなった現在、戦後から色んな意味で目標にしてきたこの国が文化スポーツ生活など大半の部分で最近ガッカリが多い。もうアメリカは憧れでも目標でもなくただの1国なのだ。
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コメント
この試合、母と見てましたよ~。
二人でかなり怒ってました。納得いかん。
少し前の話ですが転倒ばっかりのサーシャ・コーエンが銅だったのも納得いかん。村主章枝にメダルとってほしかったナー(村主はミスなくてあの点数ってことは全体の技の構成が悪いんですかね?急ごしらえのドーナツ・スピンはかなりヤバかったし・・・)
投稿: 剛腕さん | 2006年3月14日 (火曜日) 午前 12時05分
毎度いらっさいませ剛腕さん
>二人でかなり怒ってました。納得いかん。
そーです怒るべきだし怒るべきジャッジなのです。
どうやらあの審判あっちでも曰く付き人だってニュースの今日見たけど、そんな変な審判主審にしたらアカン。
それ以前にアメリカの出る試合にアメリカの審判が付くこと自体変なんだけどね、とにかく日本人なら怒るべし
>銅だったのも納得いかん。
こっちはその時は私も疑問だったけど、どうやら新採点法が大きな理由みたいで、前みたいに全体でカウントじゃなくて、これが何点って項目をこなすやり方なので、失敗があってもその他が高度で正確だったらもりかえせるらしい。
投稿: くさなぎ | 2006年3月14日 (火曜日) 午後 11時11分