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2006年3月12日 (日曜日)

資生堂vsメナード

名古屋国際女子マラソンラスト1kmからの逆転は、毎年のことながら感動します。

東京や大阪と違い名古屋は基本的に強豪外国人招待にエネルギーを賭けません。

ですので持ちタイムがとんでもなく早いアフリカ勢や、賞金マラソン専門のような選手はおらず、日本人の日本人による落ち着いたレースができるのです。

日本人女子選手の特徴に粘りがあると言われています。海外の強豪ですと、とんでもないスピードで飛び出しそのままゴールする時は世界最強なのに、ちょっとでも寒いや給水が取れないや風が強いとなると極端に弱いのです。

そんな中、優勝の引山選手は一時は1分ほどあったタイム差を残り1kmで逆転するところは、日本人選手:特に女子の粘り強さの特性が良く出たなぁと思います。

テレビ情報では彼女は37歳と言う年齢もあり、このマラソンの後のことは考えていない、つまり引退を考えたレースだったそうで、しかも大阪国際では今回とは逆の立場でゴール前で逆転されたことなど諸々を聞くと、この逆転優勝は相当感慨深いものがある。

タイトルにある資生堂vsメナードは、中継を見てた人は判ると思いますが、名古屋国際はメナードが大手スポンサーであり、沿道に巨大看板や垂れ幕が近付くとナゼか急にカメラがそれを捉える位にカネ出してる訳で、当然ゼッケンの上辺には大きく「メナード」と入っているのです。

しかーし優勝した引山選手の所属はどこかと言うと資生堂、そうメナードのゼッケンの上にSHISEIDOとユニフォームロゴ入っている訳なのよ、まぁどうってことないネタだけど少しニヤリなんだわさ。

でもメナードはいちよう全国展開してるけど基本は東海地方なので、地元以外の人からみればメジャーな資生堂に対して、地方の小山の大将が何言ってりゃーすな感じですが.

メナードと言えば薬用ビューネですね、資生堂でそろえて使ってるけど「化粧水」はビューネって言う人が多いとも聞くし(フォロー終わり)

とにかく名古屋国際マラソンは優勝者:高橋がシドニーで金メダル、野口がアテネでまた金と、オリンピックへの道と言うより、金メダルへの登竜門的ジンクスがあるので、引山選手には今後頑張ってもらいたいのである。

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